小樽雪あかりの路22
情緒漂う街並みや幻想的な小樽運河で有名な札幌の隣町、小樽。
観光客が必ず訪れる小樽運河周辺散策やすっかり有名となったルタオの洋菓子や寿司屋通、なるとの唐揚げなど海鮮からスイーツまで様々なグルメが味わえます。
そんな小樽で毎年開催されている、ろうそくで街が埋め尽くされる幻想的なイベント、「小樽雪あかりの路」。
10日間の開催にもかかわらず毎年50万人が訪れる、人気のイベントとなりました。
小樽市内あちこちでキャンドルがともり、手作りの可愛いオブジェが立ち並ふ、心温まるイベント。運河周辺でもあかりがともり、デートには最適。
今回は、そんな小樽雪あかりの路をご案内します。
小樽雪あかりの路イベント概要
2020年の「小樽雪あかりの路22」の開催日程は、
2019年2月9日(日)〜16(日)
午後5時~9時まで。
<メイン会場は>
手宮線会場(旧手宮線跡地にて開催)と運河会場(小樽運河沿いにて開催)
朝里川温泉会場
☆温泉地の朝里川温泉会場は「川の会場」としても知られ、川面のキャンドルの灯りが幻想的です。
☆準メインの天狗山会場は小樽を代表する絶景スポットで夜景とライトアップにより幻想的な雰囲気が楽しめます。
期間中は中央バスの各会場を結ぶバスが運行されています。
観光協会の「おたるぽーたる」から観光マップがダウンロードできます。
https://otaru.gr.jp/ 「おたるぽーたる」
小樽雪あかりの路各会場へのアクセスについて
<JR利用の場合>
新千歳空港からは乗り換えなしで行けるJRが便利です。
新千歳空港⇒小樽 快速利用で 72分
札幌⇒小樽 快速利用で 32分
<高速バス利用の場合>
札幌ターミナル⇒小樽駅前 60分
【小樽市内から各会場へのアクセス】
毎年、小樽市内の各会場を結ぶシャトルバスが運行されています。
料金は一律大人220円、子ども110円。
詳しくは「中央バス」のHPで確認してください。
http://www.chuo-bus.co.jp/
小樽駅から運河会場まで歩いて楽しもう
小樽駅から運河会場までは、ゆっくりでも20分くらいで歩ける距離ですので、レトロな街並みを楽しみながら散策するのもおすすめ。
小樽駅に到着すると、数年前に改装されたレトロな雰囲気の駅舎がお出迎えです。
小樽駅を出て、ロータリを横切りそのまま直進し、小樽運河の方へ下って行きます。
途中、歩道にもキャンドルやオブジェが飾られており、あらゆる場所が、SNS映えするスポットとなります。
そして5分ほどで右手には手宮線会場が見えてきます。
かつて道民の移動手段として活躍した「旧国鉄手宮線」。
1985年に廃線となりましたが、当時の線路を残しつつ整備され、さまざまなイベント会場としても活用されています。
イベント期間中はこの線路に沿いさまざまな、キャンドルやオブジェが並び、写真撮影スポットもあります。
駅前通りへ戻り運河の方へ下ると、いよいよ運河会場です。
散策路のレトロなガス灯とライトアップされた倉庫群。
運河の水面には、数百に及ぶ浮き球キャンドルがゆらゆらと漂います。
普段でも幻想的な小樽運河が、いっそう素敵な演出を見せてくれます。
また、運河沿いの散策路にもキャンドルが並べられ、さまざまなオブジェを楽しむことができて見ごたえがあります。
幻想的な運河を背景にぜひ素敵な1枚を撮影してください。
小樽雪あかりの路を楽しむ3つのポイント
ポイント①外はマイナスで超寒いけど、建物内は暑い
2月の小樽は1年で最も寒い時期です。
昼間でも平均気温がマイナス3℃くらいで、夜になるとマイナス10℃以下に
なる時もあります。ヒートテックのインナーにセーター、そしてアウターなど
なるべく重ね着で暖かさをキープしましょう。
外が寒い反面、一度建物内に入ると、暖房が効いて暑い場所も多い。
重ね着は有効ですが、逆に脱ぎ着しやすい服装もポイントです。
あまり重ね着すると、トイレなどで脱ぐのが大変ですから。
ポイント②滑りやすいのは道だけじゃない、建物に入る時が危ない
多くの人が訪れますので、道が踏み固められ昼間はとけて、夜はつるつるになる時があります。
たまに、転んでいる人も見かけます。デコボコのきいた冬靴は必須ですが、実はもっと危険な事が。
それは、雪道から建物に入る時です。
靴底に雪が付いた状態だと、スキーを履いているのと同じこと。
そのままタイルなどが床の室内に入ると、間違いなく滑ります。
建物に入る時は、必ず靴の雪を落としましょう。
コンビニなどに入る時も、入り口付近にマットなどがありますが
靴の底に雪がついた状態だと、かなり滑ります。
ポイント③転ばないために!歩き方のポイント
地元の人でも、足をとられ転倒しけがや骨折する場合があります。雪道になれていない方はなおさら慎重に歩きましょうね。
会場周辺は、多くの人が歩くため、雪が踏み固められ、つるつるになる時があります。
歩き方も重要で
・ややまえかがみで、重心を気持ち低めに、
・足の裏全体でペタペタ、すり足で歩く、
・歩幅は小さくして、あまり高く足を上げない、
・手前をよく見て、つるつる光っている部分はさける
・両手に物をもって歩かない(転んだとき手がつけません)
つるつる路面の場合は、滑り止めがきいた底の靴が必須。
さっぽろ雪まつり期間と重なりますので、札幌に来たついでに、小樽まで足を延ばしてはいかがでしょうか。